Wake On LANに対応していないPCを無理やりリモート起動した話
最近、デスクトップパソコンを組みなおしました。
しっかり調べていなかったのが悪いのですが、どうやら新マザーボードはWOL(Wake On LAN)に対応しておらず、シャットダウン(S5)状態からの復帰はおろか、スリープ状態からの復帰も色々試しましたができませんでした。
ただBIOS/UFEIのメニューを見ていると、「AC電源復帰時に電源を付ける」という機能があることがわかりました。
そのためAC電源復帰時は常にPCを起動する設定にしたうえで、スマートプラグを購入し、リモートからコンセントをオン・オフすることでリモート起動することに。
実際に購入したのはコレ
SwitchBot スマートプラグミニ(JP) | チップ3IN1、今ある家電を手軽にスマート化 – SwitchBot (スイッチボット)
オン・オフの機能だけではなく消費電力も計測できるので、パソコンの消費電力測定とかもできてなかなか面白いです。
実際に組み込んでみて、問題なくリモート起動することができるようになりました。
ただ、PC起動中に間違ってオフにすると、いきなり電源を抜くのと同じなので注意が必要です。
そういった事故がないようにオン・オフについては、スクリプトを書いてスクリプトから行うようにしています。 APIも用意されているので簡単にスクリプトから操作可能です。
●起動する場合
pingでPCは起動しているか確認。起動している場合は何もしない
プラグの状態の確認、オンの場合はいったんオフにして少し待つ
プラグをオンにする
●シャットダウンする場合
pingでPCは起動しているか確認。起動している場合:
リモートからPCのシャットダウンを行う(SSHでつなぎshutdownコマンド実行)
pingがかえってこなくなるまでしばらく待つ
念のためさらに10秒ほど10秒ほど待つ
プラグをオフにする